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■プレストーリー
二十一世紀初頭。
世界を二分する勢力同士の対立は極限に達しており、各地では紛争が頻発していた。
民族や宗教の対立に名を借りてはいたが、結局のところ、それらは冷戦構造の延長線上にあった。
しかし、拡大の一途をたどる戦乱は、すでに冷戦などと呼べる規模ではなかった。
それらはもはや、三度目の世界大戦に他なかった。
二大勢力の片方、西側諸国を中心として発足した世界政府準備機構に、当然のように加盟した日本国であったが、自国の憲法が内包する自縄自縛から脱却しきれず、戦闘行為に対しては及び腰とならざるを得なかった。
だが、日々混迷を深める世界情勢は、日本国の煮え切らない態度を許すはずがなかった。
同じ頃、二十一世紀の医学史上、最も重大といわれる発見があった。
"特定極限状況下における身体的超常能力の発現を促す肉体活性化物質群"、通称"エス因子"。
その名のとおり、ある状況下において主に脳内に発生する特殊な分子構造をもった蛋白質と、それに付随する化学物質の事であり、生まれつきその発生因子を保持した人間のことである。
エス因子を保持する人間は、ある状況下において、通常では考えられないほど特異な肉体性能……異常なまでの反応速度、動体視力、判断力、そして心身両面での強靭さ……を発揮した。
特定の極限状況下……すなわち、生死が交錯する戦闘下において。
各国の研究機関はこぞってエス因子に関する研究を進めたが、根本的な謎を解明するには至らなかった。
しかし、日本人医学博士を中心としたグループが、それらをより有効に活用するシステムを構築したことにより、エス異能者の価値は一気に上昇することになる。
一躍優位性を確保した日本国は、その研究に血道を上げ、遂にエス異能者が搭乗することによって旧世代の兵器とは一線を画した性能を有する軍事兵器、超高機動歩行戦車の開発に成功する。
その成功を以って、日本国政府は非公式の戦闘部隊を結成、直接指揮権を世界政府準備機構に委譲する事で、かねてより苦慮していた内外の非難をかわそうと画策した。
そして西暦200X年
超高機動歩行戦車を中心とし、第二次大戦後初となる「積極的戦闘」を目的とした、日本国特務連隊、通称"日本人傭兵部隊"はかくして誕生し、世界中の戦場に派遣されるに至る。
世界随一の技術、そしてエス異能者による異常なまでに高い戦闘能力を備えた日本人傭兵部隊は、いつしか敵味方両陣営から、畏怖と賞賛と、そして一抹の皮肉をこめてこう呼ばれた。
"機械仕掛けの侍"と。
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■メカナイズドサムライズム ストーリー
西暦2000年前後。
第二次世界大戦での敗北以後、東西に分裂したた旧ドイツもそれは例外ではなく、両勢力の代理戦争として日々戦火を交えていた。
西暦2003年頃、当時劣勢にあったドイツ連邦共和国(西ドイツ)の要請を受け、世界政府準備機構が公然と兵力を派遣する至り、限定戦争であった東西ドイツの対立はその枠を大きく越え、まさに二大勢力の直接対決の場へと、その性質を変質させていくことになった。
一時は盛り返した西ドイツおよび世界政府準備機構ではあったが、ソビエト連邦をはじめとする世界社会主義国家連盟の本格的な参戦により、再び劣勢へと追い込まれることになる。
そして西暦2004年 東西ドイツ緩衝地帯 ダネンベルク。
劣勢にある世界政府準備機構の火消し役としてこの地へと派遣されたのが、日本国特務連隊赤坂分隊である。
激戦の末、彼等は紛争を終結させることに成功する。
しかし、特務連隊の勝利に気をよくした機構首脳部は、中欧での勢力固めを狙って、東ドイツヴィッテンベルゲ基地への大規模な侵攻を計画する。
大規模侵攻を目前に控え、日本国特務連隊赤坂分隊の運命は……。
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■チャイナヴォーテクス ストーリー
日本国特務連隊の歴史的な敗北から3年。
近年、正式に世界釈迦主義国家連盟の加盟国となった中華人民共和国は、着々とその地位を確立していった。
しかし、中央集権の共産党一極支配は、地域格差を助長させるのみであり、特に沿岸貿易を主たる収入源としていた各省の市民達は潜在的な不満を日々増大させていた。
そして遂に、その不満は臨界点に達する。
日本海・東シナ海の沿岸各省が極秘裏に同盟を結成、臨海八省連合を名乗り中華人民共和国からの独立を宣言、世界政府準備機構に助力を要請する。
これを受け、準備機構軍はPKFとして八省連合に進駐を開始した。
その中には、極秘任務を帯びた日本国特務連隊山臥中隊の姿もあった。
中国各地で暗躍する謎の人物ダオホー。
特務連隊の行く手をさえぎるドイツ民主共和国黒鉄機甲猟兵団団長ダンケルハイト。
エス異能者以上の戦闘力を持つ謎の少女ウー。
そして人民解放軍王大校が推し進める龍槍作戦……。
様々な思惑が交錯する中国大陸で、特務戦隊は生き残ることができるのか……。
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■キャラクター
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| ■主要メカ |
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三獅子重工と八重洲重工が共同開発した超高機動歩行戦車。
1999年に第一次試作車が完成、2002年から日本国特務連隊に正式採用されている。
二足歩行の走破性と、人型マニュピレータ採用による高次元の運用自由度と、新開発燃料電池と高出力モーターによる、旧来の陸上兵器とは比較にならない高機動力を併せ持っており、時と場所を選ばない展開能力を実現させた。
しかしその反面、装甲は非常に薄く、また非常に扱い難い機体となっているが、エス異能者が搭乗した場合の単純戦力比は通常の戦車の数十倍といわれている。
副兵装の強化日本刀は、「あかつきまる」が使用することにより絶大な破壊力を持ち、その視覚効果と相まってサムライ部隊の名称の元ともなっている。
その圧倒的な性能により、世界の軍事研究家をして「旧来の兵器はほぼ無力化する」とまでいわせしめたが、2007年の時点では非常に高額な製造・運用費用と、なによりエス異能者の絶対数の不足から、戦場の主役にはなり得ないでいる。
2004年 あかつきまる製造技術漏洩による模倣機体発生に対応するため、機体各所のマイナーチェンジとブラッシュアップが行われ、あかつきまる改と呼ばれる発展型機体が登場したが、依然として実戦配備は進んでいない。
2007年現在 日本国特務連隊に約100両が配備されている(あかつきまる改含む)。
| 正式名称 |
高機動歩行戦車 あかつきまる (あかつきまる改) |
| 製造 |
三獅子重工・八重洲重工 |
| 全高 |
9.5m(頭部アンテナ含む) |
| 全幅 |
4.8m |
| 乾燥重量 |
15t (14.2t) |
| 速度 |
50km/h(不整地)・80km/h(整地) |
| 航続距離 |
200km (300km) |
| 主武装 |
YAESU SMG-01 20mmサブマシンガン
YAESU M-06 アサルトライフル
YAESU M-09EX 試作型可変収束レーザーライフル
TYPE03 多連装ミサイルポッド
CC03-SAKURA ガトリングガンポッド
強化日本刀 MASAMUNE-EX |
| 乗員 |
1名 |
| 実戦配備 |
2002年 |
メカナイズドサムライズム・チャイナヴォーテクス自機
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大熊の名を冠するソビエト連邦の超大型戦車。
各国で進められている次世代戦闘車両開発の過程で製造された世界最大級の陸上兵器で、機動力をトレードオフにして、絶大な攻撃力と防御力を得た。
しかしその巨体ゆえに運用方法は限られており、主に拠点防御に用いられることが多い。
| 正式名称 |
TN-99e バリショイ・ミドヴェーチ
Большой медведь |
| 製造 |
ソビエト連邦軍中央重機械設計局 |
| 全長 |
18.2m |
| 全高 |
12.0m |
| 全幅 |
8.5m |
| 乾燥重量 |
85t |
| 速度 |
60km/h |
| 航続距離 |
200km |
| 主武装 |
90mm多目的砲×2
多連装ミサイルポッド×2
40mmバルカンポッド×4 |
| 乗員 |
4名 |
| 実戦配備 |
1999年 |
メカナイズドサムライズム 1面ボス |
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ソビエト連邦製の大型攻撃ヘリ。
航続距離の短さから、大量投入はされていないが、限定戦域での戦闘においては絶大な威力を誇る。
| 正式名称 |
Ka-65 チョールヌィ・ヴァローン
Черный ворон |
| 製造 |
ソビエト連邦軍カモフ設計局 |
| 全長 |
10.5m |
| 全幅 |
15.2m |
| 乾燥重量 |
18t (14.2t) |
| 速度 |
160km/h |
| 航続距離 |
400km |
| 主武装 |
23mm機関砲
多連装ミサイルポッド×4
25mmバルカンポッド×4 |
| 乗員 |
2名 |
| 実戦配備 |
2000年 |
メカナイズドサムライズム 2面ボス |
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東ドイツ製第三世代歩行戦車。
流出した「あかつきまる」のデータを参考に製造されたといわれている。
「あかつきまる」と比較して、重厚な装甲を採用しているため、機動力では遠くおよばないものの驚異的な被弾耐久力を持っており、総合的な戦闘能力は非常に高い。
ヴィッテンベルゲ迎撃戦において初めて実戦運用され、当時最強と目されていた「あかつきまる」と、それを運用する日本国特務連隊を撃退、その名を一気に高めることとなった。
| 正式名称 |
NbFz ノイバウファールツォイク
NeubauFahrzeug |
| 製造 |
- |
| 全高 |
10.5m(頭部アンテナ含む) |
| 全幅 |
6.0m |
| 乾燥重量 |
36t |
| 速度 |
35km/h(不整地)・60km/h(整地) |
| 航続距離 |
150km |
| 主武装 |
多連装ミサイルポッド
スマートガン ガトリングガンポッド
強化棍棒
強化両刃剣 |
| 乗員 |
1名 |
| 実戦配備 |
2004年 |
メカナイズドサムライズム 3面ボス |
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中国人民解放軍が独自に開発した多足歩行戦車。
制式化、量産化を急いだため、各部に不安の残る性能となっているが、単純な攻撃力・防御力は非常に高く、中国各地で実戦配備されている。
| 正式名称 |
塞衛5型 |
| 製造 |
- |
| 全長 |
12.5m |
| 全高 |
16.0m |
| 全幅 |
10.0m |
| 乾燥重量 |
55t |
| 速度 |
45km/h |
| 航続距離 |
600km |
| 主武装 |
- |
| 乗員 |
3名 |
| 実戦配備 |
2005年 |
チャイナヴォーテクス 1面ボス |
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中国人民解放軍の試作歩行戦車。
流出した「あかつきまる」のデータと東独製超高機動歩行戦車「ノイバウファールツォイク」の運用データを元にして開発された第三世代歩行戦車。
2007年、中共人民解放軍上海襲撃作戦において初めて実戦投入される。
| 正式名称 |
紅兵1式 |
| 製造 |
- |
| 全高 |
10m |
| 全幅 |
4.0m |
| 乾燥重量 |
25.5t |
| 速度 |
45km/h(不整地)・75km/h(整地) |
| 航続距離 |
200km |
| 主武装 |
- |
| 乗員 |
1名 |
| 実戦配備 |
2007年 |
チャイナヴォーテクス 2面ボス |
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| 正式名称 |
紅兵3式 強襲型 |
| 製造 |
- |
| 全高 |
13.5m |
| 全幅 |
8.5m |
| 乾燥重量 |
45t |
| 速度 |
50km/h(不整地)・80km/h(整地) |
| 航続距離 |
150km |
| 主武装 |
- |
| 乗員 |
1名 |
| 実戦配備 |
2007年 |
チャイナヴォーテクス 最終面ボス |
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謎の人物「ターホゥ」が搭乗する純白の超高起動歩行戦車。
「天人」という名称もあくまでコードネームであり、正式名称その他スペックは不明。
そのため、その性能は未知数だが、「あかつきまる」を遥かに凌駕する機動性を備えているといわれている。
また、極短時間ではあるが単独飛行が可能との目撃情報も。
| 正式名称 |
- |
| 製造 |
- |
| 全高 |
10m(推定) |
| 全幅 |
6.5m(推定) |
| 乾燥重量 |
22.5t(推定) |
| 速度 |
120km/h(推定) |
| 航続距離 |
450km(推定) |
| 主武装 |
- |
| 乗員 |
1名(推定) |
| 実戦配備 |
- |
チャイナヴォーテクス 4面ボス |
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| ■用語集 |
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